石割桜
盛岡地方裁判所の構内にある石割桜は、 巨大な花崗岩の岩の狭い割れ目に直径約1.35メートル、 樹齢が360年を越えるといわれるエドヒガンザクラが生育しています。
この敷地は南部藩の家老であった北家の屋敷跡です。
どういうわけでこのように石が割れたか明らかではありませんが、約350年余り前落雷によって割れ、その割れ目に桜の種が落ち込んで生育したといい、一説には石のひびに桜の種が落ちこんで生育につれ石を割ったといいます。
石は花崗岩で周囲が21m、桜はシロヒガン桜(エドヒガン)で樹齢350年前後と推定されます。
現在幹の周囲は4.6m、樹高10.8m、枝張りは東西に17m南北に12.8m。
石の割目は北側南側共に少しずつひろがっています。
大正12年、国の天然記念物に指定されました。
石割桜へのアクセス
@盛岡駅前バス6番のりば「盛岡バスセンター行」
A盛岡駅前バス15番のりば都心循環バス「でんでんむし号『右回り』」(10分弱)
@Aとも、「中央通(ちゅうおうどおり)一丁目」下車徒歩1分