じゃじゃ麺
ゆでたうどんの上に、きざんだキュウリと長ネギ、肉味噌。
この見た目と名前からわかるように、 じゃじゃ麺は中華麺「炒醤麺(ジャージャーメン)」をアレンジしたもの。
約40年前、一人の男性が戦時中に旧満州で食べた味をもとに開発し、 自分の店で売り出したのが始まりといわれます。
その独特の味わいから地元の隠れた名物でしたが、最近では観光客にも大人気。
愛好者いわく、 「ものすごくおいしいとは決して思わないのに、なぜかクセになる不思議な味」とか。
味わい以上にユニークなのがその食べ方。 まず、酢・ラー油・おろしニンニクなどを好みで加え、よくかき混ぜます。
食べ終わったら自分で皿に生卵を割り入れ、ゆで汁と肉味噌を加えてもらって卵スープ 「鶏卵湯(チータンタン)」に。
卵スープは追加料金がかかるオプションですが、 ファンの間ではこれで仕上げるのが常識となっています。